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ゲーミングキーボードの違いとは?普通のキーボードや価格での比較

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ゲーミングキーボードは普通のキーボードと違うの?という方も多いかもしれません。


eスポーツを始めたいと思ったのであればゲーミングキーボードを使うのがおすすめです。


ただし、ゲーミングキーボードを選ぶには、普通のキーボードとの違いを理解していないと正しく選ぶことができません。


この記事では、ゲーミングキーボードを選ぶ上でのポイントを解説します。

目次


ゲーミングキーボードと普通のキーボードの違い

ゲーミングキーボードと普通のキーボードには違いがあります。


その違いは大きくわけて3つです。


・スイッチの違い ・ゲーミング機能 ・外観やデザイン


これらの違いに関して詳しく説明していきます。


スイッチの違い

キーボードのスイッチには違いがあり、大きく4種類に分類できます。


・メンブレンキーボード ・パンダグラフキーボード ・メカニカルキーボード ・静電容量無接点方式


この中で、ゲーミングキーボードとしておすすめはメカニカルキーボードです。


その理由は、耐久性に優れている他、反応速度や好みの軸を選ぶ事ができるからです。


メンブレンキーボード

メンブレンキーボードは、一般的なキーボードの種類で多くのデスクトップパソコンに採用されています。


1枚のシートスイッチを使った構造なので全体が一体化されているというのが特徴です。


普通のキーボードとしても人気ですが、安価な為ゲーミングキーボードとしても使われる事が多い種類です。


パンダグラフキーボード

パンダグラフキーボードは、一般的なノートパソコンに採用されている薄型のキーボードです。


メンブレンキーボードと同様1枚のシートスイッチを使った構造となっていますが、違いはキーの部分がパンダグラフ状の支柱に支えられている点です。


軽い力で押せるのが人気なタイプですが、耐久性が低いこともありゲーミングキーボードとしてはおすすめできません。


メカニカルキーボード

ゲーミングキーボードとして一番人気なのがこのメカニカルキーボードです。

メカニカルキーボードは、メンブレン式やパンダグラフ式と違いキー1つ1つが独立しています。

そのため、耐久性に優れ、壊れた時も個別でキーを取り換えることで修理が可能です。


最大の長所は、押し心地の違う好みの軸を選ぶ事ができるところです。


軸に関してはこちらの記事で詳しく紹介しているのでここでは簡単に説明します。

あわせて読みたい :ゲーミングキーボードの軸って何?種類やおすすめを紹介します


赤軸

茶軸

青軸

キータッチが最も軽いタイプです。静音性に優れていて、少ない力で入力ができます。

赤軸と青軸の中間となる軽さです。

最も重いキータッチのため、タッチ音も大きめです。

静電容量無接点方式

静電容量無接点方式キーボードは、物理的な接触なしでタイピングできるキーボードです。


静電容量無接点方式キーボードも1つ1つのキーが独立した構造になってるため、メカニカルキーボード同様に耐久性も非常に高いです。


ただし、高性能の為価格が非常に高いというデメリットがあります。


下記は、スイッチの違いに関して詳しく説明されている動画です。



その他注意すべきゲーミングキーボードの違い

ゲーミングキーボードと通常のキーボードの違いについて説明しましたが、もう一つ注意点があります。ゲーミングキーボードを購入する際に気をつけるべき点です。


特に海外製のゲーミングキーボードの場合、キー配列が日本語配列ではなく英語配列のものがあります。


英語配列のキーボードには、日本語配列で左上の方にある「半角/全角・漢字」キーや¥の表示がないなど、物理的な違いがあります。


日頃から日本語配列に慣れており、日本語入力を行っている場合には、不便を感じることになるでしょう。


一方で、ゲームにしか使用しない場合には、英語配列の方が使いやすいという方もいます。


そのため、購入前にキー配列を確認し、自分に合ったものを選ぶようにしてください。

ゲーミング機能

ゲーミングキーボードと普通のキーボードの最大の違いはゲーミング機能にあります。


主なゲーミング機能は下記の4点です。

・ロールオーバー機能 ・アンチゴースト機能 ・メディアコントロール機能 ・マクロ機能


これらの機能は快適にゲームをする上で欠かせない機能となっています。


それぞれの機能について解説していきます。


キーロールオーバー機能

キーロールオーバー機能とは、同時入力を認識する機能のことです


普通のキーボードでは、同時入力に反応しない場合があります。


同時押しの時に認識できる数は、Nキーロールオーバーとして記載されます。 例えば5個まで同時認識可能な場合は、5キーロールオーバーとなります。


キーロールオーバー機能は、ゲーミングキーボードには必須の機能です。

アンチゴースト機能

アンチゴースト機能は、同時入力した時の誤入力を防ぐ機能です。


アンチゴースト機能がない場合、同時入力した時に自分が押しているキーと違うキーが認識されてしまう事があります。


アンチゴースト機能も、ゲーミングキーボードには必須の機能です。


メディアコントロール機能

メディアコントロール機能とは、音量の調整や動画の一時停止、再生などが出来る機能の事です。


専用のボタンが搭載されており、ボタン1つでミュートにできることがあります。


この機能はゲーミングキーボードを選ぶ上で必須の機能ではありませんが、あるとより快適にゲームをプレイする事ができます。


マクロ機能

マクロ機能もよりゲームを快適にプレイできる機能です。


通常複数のキーを同時押しするような場面でも、1つのキーで実行できるよう専用の設定で割り当てることができます。


よく使うコマンドを割り当てておくことで、効率化に繋がります。 便利なマクロの割り当て機能もゲーミングキーボードならではの機能です。


外観やデザイン

ゲーミングキーボードと普通のキーボードの違いの中にデザインの違いもあります。


デザインの中でも人気なのが、バックライトの存在です。


虹色に輝くバックライトが点灯したり優しく発光したりするなど、点灯の方式にも種類があります。


見た目がカッコいいだけでなく、暗い所でもキーが見やすいなどの長所があります。

ゲーミングキーボードの価格による違い

ゲーミングキーボードの中でも価格が高いものと安いものがあるのはなぜでしょう。

その差は構造による違いからきています。


ゲーミングキーボードの反応速度は、アクチュエーションポイントによって決まります。


メカニカルキーボードはキーが1つ1つ独立している構造を取っているためアクチュエーションポイントが近くなります。 これにより、反応速度が速くなります。


逆にメンブレン方式は1枚のシート状の構造となっていて、キーを底まで押し込まないとアクチュエーションポイントに辿り着きません。


そのため、キーが独立しているメカニカル式に比べると、メンブレ方式はどうしても反応速度が遅れてしまうのです。


反応速度の速さを求めるなら、メカニカルキーボードを選ぶのが良いでしょう。


ただし、独立したキーをもつメカニカルキーボードは複雑な構造を持つため、メンブレンキーボードに比べて価格が高くなりがちです。


ゲーミングキーボードに反応速度を求めないのであれば、価格の安いメンブレン方式から探すのもおすすめです。


ゲーミングキーボードの違いを知って有利にプレイを進めよう!

このように、ゲーミングキーボードは普通のキーボードとは違い、ゲームを快適にプレイするための様々な工夫がされています。

記事を参考にキーの反応速度や見た目など自分の好みのゲーミングキーボードを探してみて下さい。

東京ヴェルディeスポーツ・名古屋OJAは、これからもゲームを快適にプレイするための機器情報を発信していきます。

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